
『産道を通って子宮から外に出てきた僕が感動のあまり「ほうな〜♪」と唄うと僕を抱えていた看護婦と医者が失神して、僕はへその緒一本でベッドの端から宙吊りになった。・・(略)・・(美しすぎる僕をどうするか)皆が迷ってるうちに、僕は誘拐されてしまった。僕の最初の誘拐で、僕をさらおうとしたのは僕の隣に寝ていた子供の母親だった。自分の子供の脇に寝転んで輝く僕を一目見てとっさに持ち上げ新生児室を出たのだが、廊下に出て僕の顔を確認したところで失神してダウン。廊下で泣いている僕を見た別の母親がまた誘拐を企てたがエレベーターまで辿り着けずに失神してダウン。・・(略)・・そんなふうにして十四人の母親に奪われて移動して失神ダウンまた奪われて移動して失神してダウンを繰り返してようやく一階の玄関ロビーまでやってきて、結局僕を病院から連れ出したのは、・・・』
以前空港の本屋で見かけて以来、ずっと気になっていた本。
なかなか本屋で見つけられず、先日お取寄せ注文して、本日入荷♪
あまりの美しさに、素顔を見せるだけで相手を失神させてしまう九十九十九(ツクモジュウク)。
九十九さんちの十九君、ではなく、加藤家の養子になって“加藤 九十九十九”だって(笑)
本屋の中で内容確認のつもりでパラパラ見たら、財布をかばんに入れるのも忘れて
読みふけりそうになってしまうし、帰りの電車でも“
とんかつ”がまだ途中だと言うのに
ついついこっちを読んでしまう。。キャラ設定のツカミの雰囲気でケラケラと読んでいたら
急にエグいことになったり、エロスなことになったり。まだたった40頁ほどしか読んでないし
この先九十九十九は探偵神となり、連続殺人事件に挑んでいくらしいので、もちろん
そっちの話が本編だろうからまだまだ生い立ちの序章段階なんだろうけど期待通りオモロイ。
中だるみ、尻つぼみにならないことを期待。しばらくとんかつはおあずけだな。。